iPhoneの電源が入らない…。すぐに試したい対処法と故障内容の判断、修理の依頼先を解説。

「iPhoneの電源が突然入らなくなった…」

「電源が入らないiPhoneを修理したいけど、どこに頼めばいいの?」

そんな悩みを抱えていませんか。

確かに、iPhoneは毎日使いますので、急に電源が入らなくなったらとても焦ってしまいますよね。

そこでこの記事では、iPhoneの電源が入らない時の対処法と修理が必要なケース、そして修理の依頼先について、詳しく解説します。

電源が入らなくなった時に試したい対処法

では早速、iPhoneの電源が入らなくなった時に試したい対処法を紹介しましょう。

ここでは、5つの方法を解説しています。

再起動を試す

まずは、iPhoneの電源をいったん切り、再び入れてみるという「再起動」を試しましょう。

再起動の手順は、以下の通りです。

1)「サイドボタン」と、どちらか一方の「音量調節ボタン」を同時に長押しする。

2)画面に「電源オフスライダ」が表示されたら、ボタンを離す。

3)スライダを右にスワイプして、iPhoneの電源が切れるまで30秒ほど待つ。

4)電源が切れたら、Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しする。

なお、ホームボタンがあるiPhoneの場合は、1)の手順が「電源ボタンのみ長押し」となります。

iPhoneを強制終了してみる

再起動を試したけど上手くいかない場合は、「強制終了」を試してみましょう。

強制終了の手順は、以下の通りです。

1)音量を「上げる」ボタンを押してすぐに放し、音量を「下げる」ボタンを押してすぐに放す。

2)サイドボタンを長押しする。

3)iPhoneの画面に「Appleロゴ」が表示されたら、ボタンを放す。

なお、強制終了の手順については、ホームボタンがある機種でも同様です。

電源コードを確認し、充電してみる

iPhoneの電源が入らないのは、充電ができていない、または充電が正しく行われていない可能性があります。

下記の手順でもう一度、充電してみましょう。

1)iPhoneに充電ケーブルを接続し、1時間ほど充電してみる。

2)充電できない場合は、充電ケーブルや電源アダプタを予備のものに交換してみる。

予備の機器で充電できた場合は、ケーブルの断線やアダプタの故障が考えられます。

逆に、予備の機器でも充電ができない場合は、iPhone側の故障が疑われます。

本体にこもった熱が冷めるのを待つ

直前まで重たいアプリを起動していたり、車のダッシュボードなど高温の場所に放置していたりしていた場合、高温から電子回路を保護するために、iPhoneの電源が入らなくなることがあります。

この場合の対処法は、以下の通りです。

1)スマホケースを使っている場合は、iPhoneから外す。

2)iPhoneを涼しい場所に移動させ、熱が冷めるまでしばらく放置する。

3)十分に熱が冷めたと判断したら、電源ボタンを長押しする。

なお、すぐに使用したいからとアイスノンを当てたり冷蔵庫に入れたりするのは、絶対にやめましょう。

iPhoneを急激に冷やすと温度差によって内部が結露し、いわば中が水没した状態となってしまうため、故障の原因となります。

パソコンがあれば、iTunesに接続して初期化へ

今までの方法でiPhoneの電源が入らない場合は、最終手段として「初期化」を試しましょう。iTunesがインストールされたWindowsパソコン、またはMacをお持ちであれば、iPhoneを接続した上で所定の操作を行えば、工場出荷状態に戻すことが可能です。

初期化は、以下の手順で行います。

1)Windowsパソコンの場合は「iTunes」を、Macの場合は「Finder」を起動する。

2)USBケーブルで、パソコンとiPhoneを接続する。

3)パソコン側で「iPhone」を選択する。

4)音量を「上げる」ボタンを押してすぐに放し、音量を「下げる」ボタンを押してすぐに放す。

5)サイドボタンを長押しする。

6)iPhoneの画面にリカバリモードの画面が表示されたら、ボタンを離す。

7)「復元」か「アップデート」の選択肢が表示されるので、アップデートを選択。

8)iPhoneに、デバイス用のソフトウェアがダウンロードされる。

ちなみに、手順7)で「復元」を選択すると、写真やLINEなど全てのデータが削除された上での初期化となりますので、バックアップがない場合は注意しましょう。

また、インターネットでは「DFUモード」という手順も出回っていますが、Appleによる公式な方法ではありませんので、こちらでは取り上げません。

少しでも不安に思われた方は、実行しないほうが賢明です。

修理が必要だと判断できるケース

紹介した5つの手段でも電源が入らない場合は、修理が必要だと判断できます。

また、iPhoneの水没、バッテリーの寿命、そして落下などで破損してしまった場合においても、自分では直せませんので、修理に出すことになります。

iPhoneを水没させてしまった

iPhone7以降の機種であれば、防沫・耐水・防塵性能が備わっています。

その性能は年々進化しており、最新のiPhone13であれば「深さ6mまで、最長30分間」まで水中で耐えられるという規格「IP68等級」に対応しています。

しかし、必ずしも万全というわけではなく、濡れた箇所が悪いと壊れてしまうこともあるのです。

濡らしたり水没させてしまったりした場合は、すぐに以下の対応を取りましょう。

1)「サイドボタン」と、どちらか一方の「音量調節ボタン」を同時に長押しする。

2)画面に「電源オフスライダ」が表示されたら、ボタンを離す。

3)スライダを右にスワイプして、iPhoneの電源が切れるまで30秒ほど待つと、電源が切れる。

4)乾いた柔らかなタオルなどで、iPhoneの水分を拭き取る。

5)Lightningコネクタを下に向けて手のひらで優しく叩き、内部に入り込んだ水分を抜く。

6)風通しのよい場所に放置、またはジップロック袋に乾燥剤と一緒に入れて、iPhoneを自然乾燥する。

7)1日ほど乾燥させた後、電源を入れてみる。

乾燥においては、ドライヤーやセラミックヒーターなど、高温になる機器は避けましょう。

LightningコネクタやSIMカードトレイなどに綿棒や紙を挿入する行為も、故障につながりますので、止めたほうが懸命です。

また、iPhoneが完全に乾くまでは、絶対に充電しないようにしましょう。

バッテリーが寿命を迎えている

iPhoneは、充電式のリチウムイオンバッテリーを搭載しています。

このバッテリーは消耗品であり、使っているうちに徐々に劣化していきます。

一般的な使われ方をされたiPhoneのバッテリー寿命は、「2〜3年」と言われています。

バッテリーの寿命を迎えたiPhoneは、バッテリー表示が100%であるにもかかわらず、すぐに電源が切れてしまったり、電源そのものが入らなくなってしまったりします。

バッテリーの寿命が原因であれば交換が必要ですので、修理の手配をしましょう。

なお、バッテリーの状態は「設定アプリ」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で確認が可能です。

この画面には、バッテリーの「最大容量」や「ピークパフォーマンス性能」なども表示されますので、常日頃から確認しておくといいでしょう。

落下などによって破損させてしまった

iPhoneは、最新のテクノロジーがつまった精密機械です。

したがって、誤って落下させたり何かに強く挟んでしまったりすると、衝撃によってiPhoneの筐体が湾曲し、中の部品が破損することがあります。

落下などの衝撃が原因で電源が入らなくなった場合は、修理が必要です。

なお、落下による衝撃を緩和するために「スマホケース」をつけたり、落下自体を防ぐ「スマホリング」を装着したりして、故障を未然に防止するのもおすすめです。

iPhoneの修理を依頼する業者

iPhoneの修理が必要となった場合は、以下の業者へ依頼することになります。

お住まいの地域や取れる時間などを考慮した上で、修理依頼先を選択しましょう。

Apple Storeへの持ち込み

お住まいの地域の近くに正規店である「Apple Store」があれば、直接持ち込んでの修理依頼が可能です。

日本国内におけるAppleの直営店は、以下の10店舗があります。

1)東京都(5店舗)・・・銀座、丸の内、新宿、渋谷、表参道

2)大阪府(1店舗)・・・心斎橋

3)京都府(1店舗)・・・京都(下京区)

4)神奈川県(1店舗)・・・川崎(幸区)

5)愛知県(1店舗)・・・名古屋栄(中区)

6)福岡県(1店舗)・・・福岡(天神)

Apple Storeは日ごろから混雑していますので、必ず事前に予約しておきましょう。

Appleサポートに連絡後、郵送対応

下記の「Appleサポート」に連絡した上で、郵送での対応も可能です。

サポートに指示された方法でiPhoneを送り、修理を依頼しましょう。

・電話番号:0120−277−535

・営業時間:月〜金曜日/午前9時〜19時まで、土日/午前9時〜17時まで

直接お店に行く必要がないため、時間がない方におすすめの方法です。

ただし、故障の状態に関わらず中のデータは全て消えてしまいますので、可能であればバックアップを取っておきましょう。

携帯ショップに持ち込む

ドコモ、au、ソフトバンクなど、キャリアショップへの依頼も可能です。

依頼すると、ショップが代理で「Apple修理センター」に取り次いでくれます。

Appleとの間にショップが入るため、時間がかかってしまうのが難点ですが、Appleとのやり取りが面倒な方には、おすすめの方法です。

Apple正規サービスプロバイダに依頼する

全国各地には、Apple製品を修理してくれる「Apple正規サービスプロバイダ」があります。

Apple Storeが近くにない場合は、おすすめの修理依頼先であり、以下のAppleから公認を受けた事業者によって、運営されています。

1)カメラのキタムラ(家電量販店)

2)ビックカメラグループ(家電量販店)

3)クイックガレージ(パソコン修理店)

4)AND market(専門修理業者)

正規サービスプロバイダの強みは、修理を受けても引き続きAppleの保証対象内となること。

中のデータについては保証されませんので、バックアップは必須です。

近くにある独立修理プロバイダに依頼する

Appleは、2021年に「Independent Repair Provider プログラム」をスタート。

これによって、街のスマホ修理業者である「独立修理プロバイダ」でも、純正部品による製品の修理が可能となりました。

独立修理プロバイダには、専任のApple認定技術者がいることが条件で、純正部品や専用の治具、修理マニュアルなどがAppleから提供されるため、Apple Storeと同じサービスを受けられます。

こちらでの修理を希望される方は、Googleにて「独立修理プロバイダ ○○市」などで検索してみましょう。

ただし、独立修理プロバイダでの修理はAppleの保証対象外となりますので、それを避けたい方は別の手段を検討しましょう。

まとめ

以上、iPhoneの電源が入らない時の対処法と修理が必要なケース、そして修理の依頼先について、詳しく解説しました。

iPhoneの電源が入らなくなってしまった場合は、まずこの記事の対処法でいろいろと復旧を試してみましょう。

どうしても電源が入らず初期化もできなかったり、水没や落下で壊してしまったりした時は、Apple Storeや公式サイト、携帯ショップや修理プロバイダに頼りましょう。

また、落下や破損を防ぐグッズもありますので、iPhoneに装着して故障を未然に防止しておくと万全です。

あなたにとって最適な方法で解決して、素敵なiPhoneライフを楽しんでくださいね。