5G(次世代移動通信規格)が実用化され、これに対応したスマホも続々と発売されています。ただ、インターネット上では使える範囲が狭い、契約プランの変更が必要となるため面倒といった声も聞かれます。ここでは、iPhone 13など5Gスマホへ買い替えるタイミングや、5Gがなぜ必要なのか、そのメリットやデメリットについて解説していきます。
5Gはどんな回線?
2020年3月から、携帯キャリア大手3社(ドコモ、au、ソフトバンク)が次世代移動通信規格「5G」の本格実用化を開始しました。
この5Gは、「5 GENERATION(世代)」の頭文字を取った略語で、スマホの通信に用いられる移動通信規格のもっとも新しいサービスの名称です。
2021年現在で移動通信規格に用いられているサービスは、3Gおよび3.9G(LTE、WiMAX)、4G(LTE-Advance、WiMAX2+)、そして次世代型の移動通信規格である5Gとなっています。
なお、3Gに関してはauが2022年3月いっぱい、ソフトバンクは2024年1月下旬、ドコモが2026年3月いっぱいでサービスの提供を終了すると発表されています。
5Gは大容量の高速通信が可能
5Gの特徴として、まず挙げられるのが「大容量のデータを高速通信可能」という点になります。回線ごとの通信速度については、以下のとおりです。
・3G:約14Mbps
・3.9G:最大100Mbps
・4G:100Mbps以上
・5G:10Gbps
ただし、これはあくまで理論値であり、通信環境などによって上下することがあります。ある調査機関が4G規格のiPhone 11と5G規格のiPhone 13を実測値で比較した結果、5Gでは約2.7倍の高速通信が可能だったことがわかりました。
通信速度が高速化されると、同じデータ量を短時間でやり取りすることが可能になり、それだけユーザーのストレスが軽減されることにつながります。
遅延が少ないリアルタイム通信が可能
これまでの通信技術では、遠方とのデータ通信でタイムラグが発生するのは当たり前でした。
しかし、5Gは大容量データを高速通信でやり取り可能なため、通信遅延がかなり低減されます。これにより、鉄道や自動車などの自動運転などに転用が可能となるといわれています。
身近なところでは、遠方の人と行うオンライン会議などでもリアルタイムでやり取りが可能となるため、より快適な通信環境を構築することが可能となります。
5Gスマホに買い替えるメリット・デメリットは?
それでは、iPhone 13などの5Gスマホに買い替えた場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
4Kや8Kの配信映像を楽しむことが可能
すでに一部でサービスの提供が始まっている4Kや8Kといった高画質の配信映像を、スマホで楽しむことが可能となります。特に海外から配信されたスポーツなどのライブ中継も、クリアで高画質な映像で視聴することができるようになります。
高性能のスマホを使うことができる
5Gの回線は通信データ量が多いため、5G対応のスマホは処理するために高性能化される傾向があります。そのため、通信データの処理だけでなく、アプリなどの動作処理も高速化され、より快適に操作できるようになります。
たとえば液晶ディスプレイなどの反応も、5Gの高速データ通信により受け取った映像を表示させるため、処理速度が速いものが使われています。
乗り換えキャンペーンなどでお得に購入できる
5Gの普及は現在、急ピッチで進められているため、乗り換えキャンペーンなどでお得に5Gスマホを購入できる場合もあります。
また、5Gを利用するには契約する携帯キャリアにプランの変更を申し込む必要がありますが、2021年現在では各キャリアとも5G対応プランが4Gプランと同等の料金となっています。
5G対応エリアが狭い
大容量で高速通信可能な5Gスマホですが、唯一のデメリットといえるのがカバーするエリアが狭いという点です。
2021年時点でも、5G対応エリアは一部に限られており、総務省では現在の4Gと同等のエリアがカバーされるまでには時間がかかると予測しています。
もちろん、5Gスマホは下位互換の4G回線にも対応しているので使えないといったことはありませんが、せっかく5G対応なのに5G回線がカバーされていないというケースも発生することがあります。
5Gスマホへの買い替えタイミングはいつ?
まだ対応エリアが狭い5Gですが、携帯キャリア各社はエリア拡大を急ピッチで進めています。そのため、2021年現在の段階ではiPhone 13など5Gスマホに買い替えをおすすめする人と、おすすめできない人がいます。
5Gスマホに買い替えをおすすめする人
・次世代移動通信規格の5Gを体験したい人
・行動拠点が5G対応エリアの人
・すでに使っているスマホが古く、買い替えを検討している人
まだ5Gスマホに買い替える必要がない人
・最近、5G未対応スマホを購入した人
・行動拠点が5G未対応エリアの人
・特にスマホの性能や通信速度のこだわりのない人
総務省では、2025年になっても契約回線ベースで5G契約が46%と半数にも満たないと予測しているように、まだ5G対応エリアが全国をカバーするまでには時間がかかるため、現時点で5G対応エリア外に居住、勤務している人は、慌てて買い替える必要はないといえるでしょう。
ただ、すでに使っているスマホが古くなって買い替えを検討している人なら、5Gスマホの購入がおすすめです。対応エリアがカバーされたら、すぐに利用が可能なるため、改めて買い替える必要がなくなります。
5Gスマホのおすすめ機種
5Gスマホの買い替えを検討している人に、おすすめ機種をご紹介します。
iPhone 13
AppleのiPhone 13シリーズは2021年9月に発売された最新機種シリーズで、ラインナップに「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」という4機種があります。
中でもスタンダードモデルのiPhone 13は、シリーズの中では比較的リーズナブルで、チップセットの性能は上位機種と同等なため、コストパフォーマンスが高いモデルといわれています。
iPhone自体、もともと製品のライフサイクルが長く、4年以上も同じスマホを使い続ける人が少なくないため、今買い替えて5Gのエリア対応を待つといったことを検討してもいいでしょう。
Galaxy S20+ 5G
6.7インチと大きめの有機ELディスプレイを搭載し、高音質なスピーカーも内蔵されているAndroidスマホです。
5Gの高画質な配信映像を楽しむにはうってつけの5Gスマホで、1日使用し続けてもバッテリー切れの心配がない、大容量4500mAのバッテリーを搭載しています。
さらにクアッドカメラ搭載で、夜景や花火などもプロレベルのクオリティで撮影できます。
Xperia 10 II
Androidスマホであるソニー「Xperia」シリーズの最新機種で、フラッグシップ「Xperia 5 II」の半額程度で購入できるリーズナブルで高性能なモデルになります。
約6.0インチの有機ELディスプレイで、ダイナミックな映像を楽しめるほか、ハイレゾ音源に対応しているため、スマホで音楽を楽しむ人におすすめです。
カメラもトリプルレンズ搭載で、夜景も安心して撮影できます。幅69mmとスリムなデザインで、スッキリと手に収まる使用感にも優れています。
5Gスマホに買い替えるなら今がチャンス!お得なタイミングを見逃さないように!
5Gは対応エリアが狭いからという理由で、まだ買い替えを検討していない人が多いのですが、エリア拡大が急ピッチで進められ、4Gから5Gへの移行も進められています。
そのため、各携帯キャリアでは乗り換えキャンペーンなどを実施して、お得に5Gスマホを手に入れるタイミングとなっています。
5Gエリアが対応するのを待つより、お得に買い替える今のタイミングを見逃す手はありません。スマホの買い替えを検討している人は、これを期にiPhone 13など5Gスマホへの買い替えを検討してみてください!
