「iPhoneが欲しいけど、どのモデルがいいのか分からない…」
「コスパでiPhoneを選びたいけど、何を基準にすればいいんだろう…」
そんな悩みを抱えてはいませんか。
確かに、iPhoneは毎年モデルチェンジしますし、モデル自体も数種類ありますので、自分にとってどの機種が一番いいのか、迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、iPhoneを選ぶ際のポイントと、おすすめ機種について詳しく解説します。
こちらを読めば、あなたにピッタリのiPhoneを選択できますよ。
iPhoneを選ぶポイント
まず、iPhoneを選ぶ際に注目すべきポイントを、見ていきましょう。
カメラ性能の違い
iPhoneのモデルにおいて、細かな相違点は数多くありますが、最大の違いはカメラの性能です。
近年のスマホのカメラは、急速に進化しています。
写真の重要な要素として「画素数」が挙げられ、数値が大きいほどきれいな写真が撮れますが、iPhoneはどのモデルも1,200万画素と横並びです。
したがって、iPhoneの選択時には「レンズの数」に注目すべきでしょう。
単眼モデルは、スタンダードな「広角レンズ」が付きますが、デュアルカメラになると「超広角レンズ」、トリプルカメラですとさらに「望遠レンズ」が加わります。
これによって、撮影できるシーンが大幅に変わってきますので、カメラ性能にこだわる方は注視すべきポイントでしょう。
処理性能の違い
iPhoneには「SoC(システム・オン・チップ)」と呼ばれる、独自の心臓部が搭載されています。
最新モデルには、最も先進的なチップ「A14 Bionic」が採用されており、以前のモデルに比べて、処理能力や電力効率など、大幅にパフォーマンスが向上しています。
高い処理能力が必須となる3Dゲームなどを楽しみたい方は、必ず最新モデルを選びましょう。
画面の大きさの違い
iPhoneの最新モデルでは、大きいものは6.7インチ、小さいモデルで5.4インチのディスプレイを備えています。
主に映画やゲームを楽しむ場合、できるだけ大きな画面のモデルを選ぶといいでしょう。
ただし、画面が大きいモデルは、片手での操作が困難になります。
片手操作を重視される方は、大きくても6インチ程度のモデルにとどめておきましょう。
また、画面が大きくなると、その分、本体の重量が増加します。
人によっては、200gを超えると重く感じる方も出てきますので、特に軽さを重視される場合は、小さめのモデルを選択しましょう。
本体価格
予算の都合で、本体価格を重視している方もおられるでしょう。
iPhoneには、4万円台~12万円台と、幅広いラインナップモデルが用意されています。
そのため、予算が限られる方は、本体価格から選択していきましょう。
目的別のおすすめ機種
では、上記のポイントを踏まえて、目的別におすすめのiPhone機種を紹介しましょう。
スタンダードな性能を求めるなら「iPhone 12」
●6.1インチディスプレイ ●2レンズ(広角/超広角) ●162g ●94,380円~(税込)
現在、iPhoneのラインナップの中で、一番オーソドックスなモデルが「iPhone12」です。
6.1インチのディスプレイを備え、2つのカメラレンズを持っています。
カメラレンズは、通常の「広角レンズ」に加えて「超広角レンズ」を装備。
被写体に寄りながら、周囲の景色も広く撮影できるのが特徴です。
チップも最新の「A14 Bionic」が内蔵されていますので、迷ってしまったら、こちらを選べば失敗しないでしょう。
小型で携帯性を重視するなら「iPhone 12 mini」
●5.4インチディスプレイ ●2レンズ(広角/超広角) ●133g ●82,280円~(税込)
iPhone 12より、一回り小さいモデルが「iPhone 12 mini」です。
iPhone 12の基本性能はそのままに、5.4インチまでサイズダウンしています。
特筆すべきは、本体の軽さでしょう。
後述するProシリーズを持った後、iPhone 12 miniを手にすると、その軽さに驚くはず。
また、ディスプレイが小さいため、片手での操作が容易です。
バッテリーも小型となるため、充電1回あたりの使用時間は少々短めとなりますが、iPhoneに軽さを求める方や、手の小さな方におすすめのモデルです。
カメラ性能重視なら「iPhone 12 Pro」
●6.1インチディスプレイ ●3レンズ(広角/超広角/望遠) ●187g ●117,480円~(税込)
「iPhone 12 Pro」は、6.1インチのディスプレイを備え、3つのカメラレンズを持つモデルです。
特徴は、3つ目のカメラである「望遠レンズ」の装備。
iPhone 12にも、最大5倍のデジタルズームがあり、遠くの被写体を拡大できますが、画像が荒くなってしまうのが欠点です。
望遠レンズには、2倍の光学ズームイン機能があり、遠くを拡大してもきれいに撮影できます。
特に小さなお子さんがおられる場合は、ありのままの姿を遠くからそっと撮影できますので、ぜひ、望遠レンズを備えたこちらのモデルをおすすめします。
また、iPhone 12 Proには、暗い場所でのカメラ性能を高める「LiDARスキャナ」が搭載されています。
夜景やイルミネーションなど、今までは上手く撮れなかったシーンでも、非常に美しく撮影できるようになっていますので、写真にこだわる方は、当モデルを選びましょう。
大画面が欲しいなら「iPhone 12 Pro Max」
●6.7インチディスプレイ ●3レンズ(広角/超広角/望遠) ●226g ●129,580円~(税込)
「iPhone 12 Pro Max」は、iPhone 12 Proの基本性能のまま、画面を6.7インチまで拡大させたモデルです。
6.7インチは、iPhone史上最大のディスプレイとなりますので、よりダイナミックにゲームや映像を楽しむことができます。
また、画面が大きい分、バッテリーも大型化されており、充電1回あたりの使用時間も長めです。
欠点としては、やはり本体が大きな分だけ重量も増加してしまうことと、片手での操作が困難な点ですので、実際に実機に触れてから購入を検討しましょう。
なお、当モデルはカメラ性能も一段と強化されており、光学ズームインもiPhone 12 Proの「2倍」から「2.5倍」に拡大。
より一層のカメラ性能を求める方も、当モデルを選ぶといいでしょう。
コスパ重視なら「iPhone SE (第2世代)」
●4.7インチディスプレイ ●1レンズ(広角) ●148g ●49,280円~(税込)
iPhoneの現役モデルの中で、唯一ホームボタンを持つものが「iPhone SE(第2世代)」です。
チップは1世代前の「A13 Bionic」を内蔵し、カメラも広角レンズのみの構成です。
しかし、1世代前とはいえ、ほとんどのアプリはスムーズに動きます。
また、ホームボタンの指紋認証機能「Touch ID」は、マスクを外さずともロックを解除できますので、コロナ禍においては非常に便利。
最初のiPhoneとして購入を検討されている方や、コストパフォーマンス重視の方は、こちらのモデルがおすすめです。
まとめ
以上、iPhoneを選ぶ際のポイントと、おすすめ機種について詳しく解説しました。
iPhoneは毎年進化しており、ラインナップも変更されていきますので、迷ってしまいがちです。
ぜひこの記事を参考に、あなたに合った1台を選んでくださいね。